はちより

〜片道書簡〜

里親登録開始!

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桃色昼咲月見草とレースフラワー。

いかがお過ごしですか?

いよいよ児童相談所里親説明会の日が来ました。
つまり、登録に向けての準備を開始。

登録後、里子紹介がすぐ来る場合もあれば、何年も待つ場合もあると聞き、とにかく登録をしないことにはスタートラインに立てない
先々のことより今は目の前の登録に集中!

里親登録のための研修は、座学の講義や施設での実習などあり、児童相談所や施設がスケジュールを決めます。

夫も年休を取り、我が家はわりと早いペースで進んだけど、それでも登録まで約1年かかったよ。
正直、登録までこんなに時間がかかると思っていなかったので、何事も実行するかはさておき思い立ったときに期日や年齢などの条件調べておくべきだったと痛感したよ。
我が家でいえば、1回目の体外受精が陰性だったタイミングでね。
だって、遅くなればなる分、私の年齢が上がるわけだし!

講義会場も実習する施設も遠方が多く、夫と2人あちこちへ行ったなぁ。
駅近ではないところもあって、車がない我が家は移動距離と時間がかかったよ。
だけど、当時は大人2人だからさ、こういっちゃなんだけど、その時間も楽しんでたな。

私たちが登録した当時および地域だと里親認定・登録までの流れこんな感じ。

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基礎研修の受講
(講義、施設見学の計2日)

里親申請書の提出

認定前研修の受講

(講義・養育実習の計4日)

児童相談所による家庭訪問調査

児童福祉審議会での審議

審議の結果、里親の要件に該当すれば、認定・登録
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これだけ見ると、なんで1年もかかるの?と思うでしょ。
でも、開催される日が限定されてるから、かかっちゃうの。

申請書の作成も結構大変だったよ。
私たち夫婦はわりと日常的にお互いの思いや考えを伝え合っていると思っていたけど、書くためにはきちんと言葉にしないといけない

でもね、私はこれはメリットだと思った。
自然妊娠して子どもを授かったご夫婦だと、多分子どもにどう接するか、お互いどういう考えがあるのかなど面と向かって話し合う機会がないまま、育児に突入しがちだと思うんだ。
自分の生い立ちを改めて振り返ったり、両親や兄弟の意見も確認したり。
子どもが来る前に話し合った経験は、里子が来てからも活きると思うの。

さて、家庭調査も終え、無事登録が完了!
大丈夫とは思いつつも講義や実習をすべて済ませれば絶対認定されるわけではない、と聞いていたからね、やっぱり連絡が来るまでハラハラしたな。

登録は済んだ。
とはいえ、すぐ里子紹介の話が来るわけではない。
不妊治療中に仕事は辞めていたし、夫は不規則勤務なので、私が家にいる方が夫との時間が持てる。
でも、せっかく施設での実習で赤ちゃんとふれあう機会があったのに、身近に子どもがいない環境なのですぐ「大人だけの世界」に慣れてしまいそう。

それでね、里親対象の乳児院での「抱っこボランティア」をはじめました!

この話はまた次のお便りで。
それでは、またね!

はちより