はちより

〜片道書簡〜

ちょっくら あがくよ!

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色濃く咲く紫陽花


いかがお過ごしですか?


私は相変わらず毎日バタバタで、やらなくちゃいけないことをするだけであっという間に夜。

しかも、全部こなしていない。
まるで流れのはやい川に落ちて、とにかくおぼれないよう、沈まないよう、鼻と口を水の上に出しているみたいだ、と正直ゲンナリちゃった。

人生100年時代だとか。
(リンダ・グラットン著「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」より)
大病はしない、でも小さい頃から病弱な私。
100歳まで長生きする自信はないけれど、自分の体力を信じていない分、無茶をしないので意外とアチコチ痛いといいながらも細く長く生きるかもしれない。

おりしも、もうすぐ50歳。
50歳になるまでのこの1年弱を人生後半50年のための準備期間として、ちょっくらあがいてみようかと思ったんだ。

世の中、あまりにも多くのことが変わりすぎて、漠然と親を含めたその世代の人たちの生き方をお手本にして生きるのは厳しいと感じている。
もちろん素敵な先輩方もいらっしゃる。
でもね、たとえば私の母。
専業主婦で収入は夫にまかせ、子育てと夫のサポートに専念。子育てが落ち着いたら、好きな手芸に没頭。
これはこれで充実していると思う。
今はコロナ禍で70歳半ばと高齢の母は外出も控えているからできないけれど、布や糸を求めて街に出掛けたり、手芸教室に通ったり、楽しそうだもの。

だけど、49歳の私がそれを真似ても74歳の今の母の年齢になったときに、毎日ワクワク楽しく暮らしている気がしない。
個人の気質だけでなく、子どもの年齢だって違うし、世の中の働き方を含めた状況だって違う。
母が49歳のとき、私は22歳でもう大学を卒業していた。
私はといえば、49歳の今、娘のノコはまだ7歳…

私の人生は、私の人生。
ここらでちょいと振り返りつつ、はっきり見えない行き先(生き先)だけど、目をこらしてみるよ。
50歳間近でそう思うなんて、ぼんやり屋の私らしいよね。
でも、思い立ったが吉日だから!

私の地域はまだ高齢者や医療関係者のみだけど、新型コロナウイルスのワクチン接種がはじまったね。
それでも変異株のニュースも流れているし、油断はできない。
どうぞお身体を大切に。
それでは、また!

はちより